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きろきkiroki

Author:きろきkiroki
古いベアの趣き・ドラゴンの造形美に惹かれ、好きが高じてぬいぐるみ制作に奮闘中。
などと言いつつステキ雑貨やインテリアなど、よろよろ目移りな毎日。

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ちょっとだけ公開。作品作り、自分なりの流れ
前回、恵比寿ベアフェスのミニレポをさせていただきましたが、ご紹介できたのはかろうじてブースのお写真があった方のみでありました。

例えばお隣の『Angel Bear』さん。
ふうわりやわらかい作品の雰囲気はそのまま作家さまの佇まいであり、お客様とのやりとりから醸し出される幸せオーラそのままをワタクシたちにも分けてくださいました。

だのになぜかブースのお写真が…ない。
初対面なのに癒しの空気に包み込まれ、ついつい長々とお話に興じてしまったからですね。
あああ、失礼いたしました。


ところでそんな会話の最中ワタクシの作品について、作るのが大変そう的な話題が出まして。
ワタクシは「そうはいっても基本はテディベアですから」、みたいにお答えしたと思います。

いまいち腑に落ちないご様子でしたが、そう、基本はいわゆるテディベアです。
ちまたでお安く出回っているやわやわしたぬいぐるみではなく、シュタイフさん寄りの伝統的技法を踏襲したタイプ。

多くの年月を経てもへたりの少ない高級モヘアを主に使用し、しっかり縫製。
型崩れしないようキュッキュとワタ詰め、場所によっては柔らかく。
納得のいく表情を探しながら吟味した部品を施し、しっかりジョイント。
全体のバランスを今一度確認し、ブラッシングで整え、ダメージ加工・お洋服など装飾がある場合は更に加えていく。

だいたいこんな感じで作られているのではないでしょうか、テディベア。
うちの作品ももちろん、これから大きくはずれることはありません。

でもでも。
やはり自分色の濃いオリジナルを作る以上、制作段階もところどころオリジナルになってるはず。
人様から尋ねられて改めて振り返ると、「はて?どんなふうに作り上げているっけ?」

イベントも終わったし、反省会も兼ねていろいろ見直すのも必要かも。
よおし、制作の手順をかいてみちゃおっかな~。

あ、あくまでおおざっぱに、流れを、です。
オリジナル型紙の作り方!みたいに期待されるとちょっと違いますんですみません。



さて、ええと、まず最初に作りたいもののラフを描きます。

ある動物にとにかく似せたい人は、あらゆる角度からたくさんデッサンしたりすると思います。
けれどワタクシの場合、架空のものだったり実在してもあんまり似せる気がなかったりするので、こんなもんかなあ的な試し描き。


オルトロスくんの場合を例に。
おるらふ小 
ぎゃーへったくそな絵でお眼汚し申し訳ありません。ほんとこれくらいテキトウなんです。
左が…オルトロスの…つもり。右隣にグリフォンぽいのもすでに描いていた。


次にらくがきを元に(え?)型紙の原型をデザインします。
わたしは大きさの把握がしやすい、グリットのあるプロジェクトペーパーを使っています。

おるらふ2小 
全体像は…お許しくださいませ。これくらいでも結構勇気をだしたつもりであります。
なんかごちゃごちゃ書いてるのはジョイント周りの大きさの計算とか気づいた注意書き。


はなづらの長いヤツが多いので、〔横取り〕という横から見た図面をつくる手法。
ぺたんこお顔で表情が大事な人は前取りでつくってるかも。

プロポーションや各部品の形などここでだいたい70%くらいきまっちゃうんじゃないかな。
私の場合、描いたかたちがほぼそのまま出来上がりに直結するので。
とはいえ、実際の型紙とはまだまだ違います。

これに綿を入れたときのカラダの厚み分を足したり、必要な部分にダーツやマチを付けたり、ジョイントの大きさと位置を決めたり。
ちょい面倒なのは形の違う部品同士を縫い合わせる部分の長さを合わせることかなあ。

他にもオルトロスの場合、頭が2つで絶対に前が重くなる分、重心に気を使いました。
そういえばシエンのように背が高いやつもバランスが大事。
ああ、自分の型紙作りは重心がキモかもしれないな。



おるかた小 
上記の注意をいろいろ踏まえた、型紙です。細かいので小さいビニール袋で保管。


いきなりのこの重なった塊は何?その前段階はどうした、抜けてるぞ!

はいそうですね。肝心なところをはしょるなぞ、ワタクシが読者ならばがっかりを通り越し怒るやもしれませんです。

ごもっともであります。しかししかし、そこはたぶん企業秘密にあたる部分。
大変恐縮ですが、シークレットとさせて頂きました。ご了承下さいまし。

型紙は厚手のトレーシングペーパーを使っております。
超アナログなことに、丁寧に元絵をなぞって写し取っております。
なんとかパソでデータ化できないかと考えましたが、変更にすばやく対処できるのは手作業でありました。


あとはモヘアの選定や綿詰めの仕方、眼の表情の付け方などで残り30%を埋めていく感じでしょうか。

そういえば、作家さまによっては事前に別布でまず試作品を作る方もおられるご様子ですが、わたしはほぼ一発勝負。
型紙の状態で、モヘアを切り出してと、各段階で作りながらバランスをチェック・修正します。

モヘアの毛足の長さや質感で印象が大きく異なりますし、その緊張感が作品のクオリティに関わる気もするので。


さて、どうでしょう、皆様とだいたい似たような制作過程でしたでしょうか。
爪や眼・羽などの制作時間は、他作家さまの装飾や衣装の準備に相殺されるとすると、違うかな、と予想するのは3点くらい?

1.型紙にかなり時間を割く。便宜上重心を常に注視。
2.試作はせず随所に確認を入れつつ進めていく。
3.そのため一体づつ制作。並行して何体も手がけない。

ああ、その違いがまさに作品数に影響している?!
そして更に追い討ちをかけるは手の遅さ、集中時間の短さ。

よしよし、問題点をしっかり把握して、突破口を模索することにいたしましょう。
といいつつも最終的に頼るのはやっぱり気合、ですかねえ…。





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作品 | 17:53:56 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
かりんさまへ
かりんさま。コメントありがとうございます(#^.^#)
おお、オルトロスのマスターのお友達でしたか!
ブースに来て下さって嬉しかったです。o(^_^)o

ひ〜絵についてはなんともお恥ずかしいヽ(;▽;)ノ
ラフではイマイチでも脳内では皆かっこいいんですよ。
それを再現できるようがんばります( ̄^ ̄)ゞ
2013-03-26 火 22:52:42 | URL | きろき [編集]
No title
恵比寿ベアフェスでおじゃましました(*^_^*)
オルトロスちゃんお迎えした子と一緒にいたやつですw

グリフォンの絵可愛い(^^♪
完成楽しみにしています!(^^)!
2013-03-26 火 22:24:11 | URL | かりん [編集]
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まとめ

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