2015-12-31 Thu
またもご無沙汰しており失礼いたしました。ネイチャーアニマルワンダーランド終了後から札幌へ行っておりまして、年末に東京へと帰ってまいりました。
初めて伺った地は雪に覆われ気温は常にマイナス。転ばないよう歩みは常におっかなびっくり。
だけど食事は安く美味しく人は親切で室内はぽっかぽか。お店だってすんごくおしゃれ。
いいなあ、好きだなあって思える良いところでした。
札幌さんにはこれから年の四から五分の一ほどの日数お世話になりそう。楽しみ〜。

雪道は気をつけて〜

キンと冷えた夜に美しいつらら
さてさて我が家に戻ればすでに年の瀬。
今年も振り返ればいろいろあったけれど、ことぬいぐるみ関係については本当に楽しい思い出ばかりです。
うちの連中は大変ありがたいことに全員、素敵なマスターに連れ帰って頂けました。
なんと、なんと幸せな事でしょう!
何度感謝してもしきれませんです〜(泣)


みんなそれぞれの御宅でちゃんとやっているだろうか?
(大きさの比率がバラバラな写真ですみませんー。)
またブースにおいでいただけるよう、また新たなお客様にも興味を持っていただけるよう、工夫と精進と心配りを忘れずに進んで行く所存でございます。
来年もどうかどうかよろしくお願いいたします!
そして皆々様におかれましては恙無く心穏やかな年末年始でありますように。
(大きさの比率がバラバラな写真ですみませんー。)
またブースにおいでいただけるよう、また新たなお客様にも興味を持っていただけるよう、工夫と精進と心配りを忘れずに進んで行く所存でございます。
来年もどうかどうかよろしくお願いいたします!
そして皆々様におかれましては恙無く心穏やかな年末年始でありますように。

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2015-10-12 Mon
需要、あまり無いかもしれませんが今回も旅行記の続き、パリ編でございます。ロンドンのハグレッツベアショーを無事クリアした我々は翌日、セントパンクラス駅からユーロスターで一路パリへ。
いやあ書けばほんの一行ですがね、その間もスムーズとは行かないのだこれが。
ユーロスターの発着場所を探してうろうろしたり(セントパンクラスの駅、2つあるんです。ユーロスターはれんが造りの建物の方でした)、時差を考慮せず現地時間で一時間も予定より早くパリ北駅に到着したために、今回宿泊したアパルトマン入り口の小さな扉の前で係りの人を待ったり(アパルトマンはホテルと違いスタッフは常駐ではないので、時間を合わせて鍵を開けてもらわないと入れないのです)。
それでもロンドンを発つときは小雨だったお天気もパリに着いたらさっぱりと晴れている。
町並みも一層美しく、いいねいいねー。
それじゃ目的の老舗メルスリー、観光がてら歩いて行きましょうか。


おやおや?鍵がたっくさん付いている橋を渡ったらなぜかとても広くてきれいな公園に出ましたよ?
あれれここってチュイルリー公園だよ。予定の道順と違う所にいるねー、けどむしろいいかも。
気持ちいいなあ。ついでに写真撮影もしようよ!

青空に緑の芝生、堂々たる彫像に爽やかな噴水。大勢が憩う公園をきつねも満喫しましたぞ
人が迷わない所で迷うと解っていながら懲りない二人組。どうせ迷うならいきあたりばったりを楽しむべし。
しかし土地勘のない場所だもの、ずいぶんな距離を歩いた歩いた。

たどり着いたのは歴史ある有名なメルスリー、ウルトラモッド
重みのある什器一杯に納められた年月を経た材料たちが静かに佇む雰囲気一杯のお店にわくわく。
好きなものを見つけ色を吟味しマダムに取ってもらい購入。レジスターも回すタイプが現役!
その間相方さんは道を挟んだ向かいのお店へ。
そう、ウルトラモッドは最初に入った少し暗めの老舗感MAXな主に帽子材料を扱う方ともうひとつ、少し明るめで細かいパーツやら布やら諸々ぎっしり揃えた2件あったのです。
こちらは日本人スタッフさんがいらっしゃり、要望も伝えやすくまた真摯に対応してくださるのでとても助かりました。
長居したわりにすぐに使いそうなものだけ選んできたけれど、今思うともう少しアレとかアレも持ち帰ればよかったかなあーなんて欲張り心が湧く素敵なお店でした!
メルスリーは別の日にもう一件行ってみました。今度はちゃんとメトロに乗って。
ところでこのメトロ、ホームに向かう途中の表示で行きたい路線や方向を確認するのですが、うっかり表示を見逃してホームに出ちゃった時どちら行きなのかわからなくて困りましたよー。ホームに次の駅とか表示してないと不便だなあ。
ついでに手動ドア、自分が開ける役目になるとどきどきするから自動を増やしていただきたいよ。
話が逸れましたがもう一件は店舗も復活したサジュー。

オレンジ色の外観にブルーの店名が目を引きます

什器もオリジナルの木製品も赤み系の木色で統一感
明るくてアイテムが豊富に並べてあるのに見やすい店内。
こちらで扱うのは復刻の現行品がほとんどのようですが、オリジナル物はやっぱりデザインが愛らしい!
写真のように糸の種類も充実していました。マダムも親切な方でしたよー。
ふふふ楽しかったなあ、行ってよかったなあ。
ではではそれぞれのお店から持ち帰ってたものを少々。


ウルトラモッドではこまごました手芸用品とタッセル


サジューでは糸や針。ロゴ入りの箱の中身は古いデザインを復刻したはさみ
(小さなトウシューズはオペラガルニエの土産物)

ハグレッツで出会ったシュタイフの小さなしまうま。
このバックもウルトラモッドの布。元は単色で日に焼けた部分の色むらがぼかしたようなきれいなグラデーションになったそう
さてさてロンドンとパリという見所満載の街のほんの一部分を駆け足でちょびちょびっとかいつまんでみました。
自己満足しか伝わらない不親切な旅行記ですみません。
短いわりに充実し勉強させて頂いた、まさしく自己は満足しきりの旅でございました。
この刺激が作品に良い影響を加味してくれるかなと期待しつつ、次の作品がんばりたいー。


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2015-07-30 Thu
あいかわらずの酷暑ですねえ。ひとつのイベントが終わると出しまくった資材やら道具やらを片付けリセットしてから次に向かうのですが、もおいいんじゃないかってな怠け心が優勢になりそうな危険な暑さ。
そんなこんなでふと気がつけばコンベンションのお礼を書かせて頂いてからずいぶんおいとましてしまいました。
他作家さまたちはもうすでに次へと走り出していらっしゃる。
いまさらご紹介記事なぞ機を逸したにもほどがある。
というわけで今回はコンベンションのちょっと私的な事と、自分にしては怒涛の今後の予定をば。
コンベンションではお客様になるべく楽しんでいただけるよう腐心するのがまず一番大切なのですが、実は今回とても楽しみな情報を事前に知りました。
尊敬して止まない大好きな『谷中のzoo』の湊さんの作品を!これまた大好きな怪獣根付等を生み出している造形作家の『守亜』さんが!コンベンション用コラボ根付を制作・販売してくださると。
どんだけステキな企画であろうか。これはぜひ手に入れたいー。
しかしわたくしは出展作家。暑い最中、わざわざ足を運んでくださるお客様をさしおいての購入なぞ許されるはずもなく。
残念至極だけれど諦めるしかないかあ…(涙)
だがしかし、優しい湊さんは2日目用の分を別にとっておくという慈悲をくだすった!
2日目が始まりある程度時間がたったあたりで「まだ湊さんの根付あったよ」の知らせを聞き猛ダッシュ。
きつねさんが一匹、待っていてくれましたー。

小さいのに毛並みの表現が美しいナチュラル色きつね根付。3種4色あった様子

背後に鎮座するは湊さんのナチュラルきつねさん。
額の白斑も体毛も腕輪までおんなじー。
お・そ・ろい!お・そ・ろい!
この湊さんのきつねさんはもうずいぶん前、初めてテディベアのイベントに足を踏み入れた時分にご縁があった思い出深いもの。
思いがけず根付が手に入りはしゃぎすぎてグラスアイを調達するのを忘れてしまったよ。痛恨…。
ではそろそろ今後の予定をば。

「英語で書かれたDMがあるけどなんだろう」

「ウチのご主人、外国に行く予定ができたんだと」「えっ?英語みじんもできないのに」
「無謀だよなあ。なんでもヨーロッパ、四半世紀ぶりらしいぜ」「同行者が気の毒だな」
はい、海外遠征の予定ができちまいました。
とはいっても便宜上スタッフ的な肩書きですが、実質は出展者にくっついてくおのぼりさんです。
場所はロンドンのケンジントンタウンホール、日にちは9月13日(日)
『TEDDIES 2015』というイベントに出展なさる『Baby Taik Bears by soyo』さんに同行いたします。
ワタクシ的にはハグレッツフェスティバルという言い方のほうが馴染みがありますこのイベントは、名のある賞を獲っていないとなかなか出展できないハイレベルなもの。
そんな場所で世界中から集うすばらしい作品を、作家さまたちを拝めるなんて、自分だけじゃ適わない体験。
何の役にも立たないとおぼしき人間についてゆくことを許してくださったsoyoさん、まじ女神。
せめてできることをがんばるぞ、おー!。
ちなみにsoyoさんブースはHall3,No,103ですぞ。この時期ロンドンへ行く方は寄ってってー。
KiRoKiとしての次の出展は、『ネイチャーアニマルワンダーランド 2015』となります。
twitterとかではネイアニ呼びされるこのイベントは、ドールワールドリミテッドと同じフロアでそれぞれ個性もバリエーションも豊富なステキ作家さまがみっしり集合するとっても見ごたえのあるものです。
12月6日(日)の一日限りなのがもったいないくらい。
場所は今までの浜松町が閉鎖のため、浅草の都立産業貿易センター台東館となります。
出店作家さまや詳細がまだ流動的なので、詳しくはこちらをチェックして下さいね。
そしてこのネイアニではある企画が。
コンベンションに引き続きこちらでも『fumi工房』さんがお隣になってくださいます。しかも幻獣枠で。
なんとウチとコラボ的に幻獣寄りの作品を準備してくださるとのこと。
fumiさんファンなら見逃せないですよね?!むしろワタクシだって抽選に参加してみたくなっちゃうくらい。
そりゃあもともと幻獣屋のウチにとってはプレッシャーになり得ますが、お客様が喜んで下さるならいーや。
どんな感じになるのか、今から楽しみで仕方ないー。
そして更に海外遠征第2弾。
ロシアで出展することになりました……。
12月11日~13日、場所は Moscow Gostiny Dvor、ブースNo.10
"Искусство Куклы"
VI International moscow exhibition Art of the doll←リンクあります(だがロシア語)
というイベントに、前述の『Baby Talk Bears by soyo』さんと一緒に出させていただきます。
もお、腰ぎんちゃくと呼んでくださいましー。
丸善のFANTANIMAではロシアやウクライナの作家さまたちの独創性や実力にいつも驚嘆しておりました。
本場ではもっともっとたくさんの作品群を、すばらしい会場で、展示の仕方を含めて堪能できる。うわあドキドキするう。
それにしてもドール系イベントってことは更に個性と技術が上乗せ…うわあ自分ごとき、およびでないよお。
やる気はあるがまだまだ役者不足、最低限失礼の無いものを持参しないと。できるかどうかは別だけどね(滝涙)
言葉どころか文字すらわからん土地、東京育ちには経験のない極寒、更に出発がネイアニの2日後ー!
見事に不安材料しかありませんな、ふふふふ。
その反面もう生涯でこれきりかもしれんロシア、けっこう楽しみ。きっと案ずるより産むが易しであると信じたい。
それともうひとつ。
facebook、はじめました。
まだよくわからなくてわたわたしとります。
どうせならtwitterも、とか考えたけど、そんないくつも対応するのは無理っぽい。
ブログに書くほどじゃない軽いものをと思っとりますので気軽に覗いてみてくださいましー。
こちらへどうぞ


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2015-04-15 Wed
もう4月も半ば。本日はだいぶん暖かく、雲ゆきの不安定ささえ春本番を知らせてくれているかのよう。
などとのんびり空を眺めている場合じゃなーい!!
あれ(ベアフェス)以降だらりと時間を垂れ流すまま過ごしちゃって、あきれるよー自分。
まだまだ先とはいえ浮かれるような話が降って湧いたからそのまんま浮き足立っちゃいまして。
ぬいぐるみ関係ではあるが仕事とかではなく、あくまで自分が楽しいだけのお話なんだからしっかりせい!ってなもんですよ。
そんな体たらくならせめてブログで皆さまに楽しんで頂きたいのですが、特筆すべきことなどそうそうあるはずもなく。
ちょうど家人が札幌に行ってきたので土産話なぞ。
「仕事で札幌行ってくる」「えっ、それなら空港にシュタイフの施設があるはずなんだけど」
そう、札幌・新千歳空港といえばシュタイフネイチャーワールド。
ベア好きとしてはせっかくそういう場所があるなら行ってみたいが機会がない。
もし時間があったら視察でもとお願いし、たいして期待せずにいたらメッセージが。
「ドラゴンあるけどいる?(ただし小さい方)」

うーんうーんどうしよう。悩んだ末に見送ることに。
むしろ下段のお猿の方が気になったよ

ゴジラもいらした。え、まだ予約受付?発売発表はだいぶ前だったはずなのに
で、ぬいぐるみは遠慮したので代わりのお土産をもらいました。ひゃほー。


箱もかわいいくまチョコ。中にちゃんとプラリネ入りでミルクもビターもおいしい。

定番クリアファイル。どちらの柄も良いけど最初から2枚組なとこがちょいアコギ

商品のミニカタログとネイチャーワールドのフリーペーパー
こういうのって資料になるし、けっこうありがたかったりする
聞くとシュタイフネイチャーワールドはちょっとわかりにくい人通りの少ない場所にあるそう。
実際お客さんはほとんどいなくて、男性が一人で商品を見たり写真を撮っても咎められる事もなく。
通りがかった女性たちが「ここってこの手のが好きなひとにはたまらないんだよね」なんて話していたとか。
テディベアってやっぱりマイノリティだなあ。
この場所も存続、大丈夫かなあ。
一応オンラインショップもある様子。頑張れー。
さて、これだけではなんなので小さなお知らせ。
ワタクシの初イベントは有楽町コンベンションでのグループ参加だったのですが、その時にブースにお寄り下さったお客様が先日の恵比寿ベアフェスで独立後の我がブースを見つけて下さいまして。
なんでもある商品を悩んだ結果買いそびれたとのこと。
そういえばアレ、その後のイベントでも「あの小さいのは無いの?」と聞かれたかも。
という訳で、ちびドラゴンキーホルダーを次回7月のコンベンションで一時復刻することにいたしました。

黒くてなにがなんだか。左向きで右上のにょきっとしてるのはしっぽ
つばさが表面つや革なので腕のパーツの黄色が反射しとる
手のひらサイズですが後頭部付近についたトゲトゲと羽根は本革。
手足の付け根をきらきらパーツで止め、更に糸で補強もしています。
ウチは手のかかる連中ばかりなので最近はおちびまでなかなか手がまわらないのですが、なんとか数匹を2日目スペシャルとして準備したく。
初日もちょっと考えていることがあり、イベント近くになりましたら詳細をお知らせするかもしれないしぽしゃるかもしれない。
とにかく、いらして頂ける皆様に少しでも応えられるように。
心に掲げるのはいつもそんな想い。
とかいいつつ、想いと結果の溝が意外に深くてなかなか埋まらないんですよねーとほほ。


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